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2011年10月30日日曜日

青函航路初乗船


鉄道の日記念きっぷで青森までやってきたあと、北海道へと渡るために今回はフェリーを利用した。青函航路初乗船だ。

まずは青森駅からフェリーターミナルまで歩く。0時を過ぎて人通りもほとんどなく、しかも節電で街灯が一部消されているので道はかなり暗かった。
なんだか心細いなー

フェリーターミナルは最近建て替えられたらしく、新しい建物だ。最初は安い青函フェリーに乗るつもりだったので、青函フェリーのターミナルビルへと入る。あとで知ったのだが、このビルは青森県フェリー埠頭公社の建物なのだそうだ。

青函フェリーは元貨物専用船だっただけに、徒歩客専用の乗船名簿用紙は見当らなかった。車両用と兼用なのだろうか。

気が変わってやっぱり津軽海峡フェリーに乗ることにして、津軽海峡フェリーのターミナルビルに移動する。駐車場内はトラックばかりで歩行にかなり気をつかう。

津軽海峡フェリーのターミナルビルは、敷地の隅っこにある。なんでこんな変なところにと思ったが、ナッチャン用のフェリーバースの横に建っているのをみてなんだか妙に納得・・・

窓口でチケットを受け取り、2階のキレイな待合室で待つ。誰もいない。2時40分出港の船に乗る徒歩客なんてあんまりいないのかな。てっきり酔っ払い常駐者とか怪しい風体の旅人とかが何人かいるもんだと思っていたのでなんだか拍子抜け。3階にはナッチャン用の徒歩乗船ゲートがあるようだが、普段は立ち入り禁止。

私が乗船する「びるご」は、青函フェリーの「あさかぜ21」と並んで入港しているが、2つのフェリーバースの近さに驚く。2船同時に車両ゲートが開いている時間があるので、車のドライバーが一瞬どっちに乗るか迷ってしまわないかと余計な心配。

「びるご」は徒歩客も車両ゲートからの乗船。でも有人トラックの乗船がひっきりなしに続いているので、どのタイミングで乗ればいいのかよく分からない。ゲートの入口で立っていると、車両の甲板員さんが無言で近づいてきてチケットのバーコードを読み取ってから「どうぞー」と案内してくれた。

ゲートの上を歩いていると、こんどは船内の甲板員さんからジェスチャーでゲートを横切るように指示される。
え、、、ここ横切んなきゃだめなの?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
いまにも大型トラックがやってきそうなところを通るのはなかなか怖いものがある。(もちろんちゃんと止めてくれてはいるのだが)


船の甲板員の方々は基本的に終始無言で手元を小さく動かすだけのジェスチャーのみで指示してくるので、よく見ていないと自分がどこへ向かえばいいのか分からなくなってしまうので注意が必要。そしてそんな私も客室へ上がる階段を間違えて、甲板員さんに「ああアアアッ」と言われて呼び戻される。深夜の車両甲板怖すぎる!(ToT)

おわり(気が向いたら続きをかくかも・・・)